オンラインボイトレに通った効果

オンラインボイトレに通った効果 ボイトレ入門

私がオンラインボイトレに1年間通った実体験を紹介します。

この記事を読むとわかること
  • オンラインボイトレの効果が出るまでにかかる時間
  • オンラインボイトレに通った効果
  • オンラインボイトレにかかる費用

オンラインボイトレは、どのようにレッスンをするのか、レッスンを受けるための事前準備のイメージが湧かない方におすすめです。

オンラインボイトレに通った効果の推移

私のオンラインボイトレ開始時のスペックから説明していきます。

年齢43歳
歌唱力・普通程度の高音発声ができる
・歌唱力は平均程度
オンラインボイトレの目的ミックスボイスを習得する
(ミックスボイスは、裏声でしか出ない高音を地声の強さで発声するテクニック)
レッスン頻度月2回

43歳でボイトレ教室に入会してからの私の歌唱力の推移です。

 ※図の歌上手、歌下手は、私の感覚です。

①独学でYouTubeを見てボイトレするが効果なし

次の理由でYouTubeの動画を参考に独学でボイトレすることにしました。

  • 43歳という年齢にもなってボイトレ教室に通うのが嫌だった
  • 年下の講師からレッスンを受けるのが嫌だった
  • レッスン費用を節約したかった

結局、1年間毎週カラオケに通って練習していましたが全く変化はありませんでした。

独学の結果は、時間とカラオケ代が無駄になっただけでした。

②弱かった裏声が強く出始める(1か月目)

独学で練習した結果、効果がなかったため、オンラインのボイトレを始めることにしました。

オンラインのボイトレを始めて1回目のレッスンから効果が現れました。

今までは弱々しい裏声しか出せませんでしたが、少し強い裏声が出るようになりました。

原因は、裏声を出す際に息漏れが多かったことで、弱い裏声しか出ませんでした。

口と鼻を塞いで短く裏声を連続で出す練習をすることで息漏れが少なくなり、強い裏声が出るようになりました。

③高音域が伸び始める(2か月目)

25歳のボイトレ以降、ひとりカラオケに通っていましたが高音域が伸びることはありませんでした。

レッスンを受けて喉の力みが少なくなり、すぐに効果を実感できるほど高音域が伸びました。

ここから半年間、裏声、地声ともに綺麗に出るようになり、急速に歌唱力が向上していく実感がありました。

④上達スピードが緩やかになる(6か月目)

相変わらず裏声が苦手だったので地声から裏声へ切り替える練習で上達速度が緩やかになる感覚がありました。

⑤ミックスボイスの練習を継続中(1年目)

2025年4月現在もボイトレ継続中です。

ミックスボイスをマスターするには、少なくともあと1年位かかるかなと思っています。

オンラインボイトレを始めた目的

オンラインボイトレを始めた目的

ミックスボイスを習得する

ミックスボイスは、裏声と地声の中間の声で高音を力強く発声できるテクニックです。

当時、ある程度の高音は出せましたが、極端な高音は出せませんでした。

ミックスボイスというテクニックがあることを知り、これをマスターするため、再びボイトレを始めることにしました。

オンラインボイトレを選択した理由

オンラインボイトレ

教室で受講する場合、なるべくレッスン前後にカラオケに行って事前練習、事後練習をする必要があります。

オンラインであれば受講場所は、カラオケ店になるので事前練習後にそのままレッスンを受講し、事後練習をすることができます。

また、近くにボイトレ教室がないこともあり、オンラインでボイトレを受講することにしました。

初日のレッスンでは、発声練習の際、インターネットの遅延により講師がピアノの伴奏ができないことを初めて知り、かなり苦戦しました。

実際のレッスン

オンラインボイトレのレッスン

①現在の発声状態についてヒアリング(5分)

レッスンを始める前に次のヒアリングを行ってから練習に入ります。

  • 前回のレッスンでできなかったことを自主練してどうなったか。
  • 今回のレッスンでやってほしい練習について。

②発声練習(40分)

練習のやり方は教室の頃のボイトレと同じでした。

講師が生徒の発声を聞いて、生徒の声帯の状態、喉の状態を判別し、悪い点を改善するための様々な練習を行います。

基本的に講師がお手本を見せ、その後で生徒が発声する流れとなります。

一例として次のような練習をしました。

ドッグブレス

腹式呼吸の基礎的な練習です。

犬のように口を開けて「ハッハッハッ」と短い呼吸を10秒ほどします。

歌うとき短時間で息継ぎができるようになります。

純粋な裏声(ピュアファルセット)

息を3秒で吐き切り、「ふー」と小さい裏声で発声します。

これを「ド レ ミ ファ ソ ラ シ」と順に音程を上げて発声します。

裏声の発声が楽になります。

地声から裏声の切り替え

「ド レ ミ  ファ ファ ファファ ミ レ ド」の音程で「ぽぽぽ ぽぽぽぽ ぽぽぽ」と発声します。

地声での発声がきつくなった時点で裏声で発声します。

半音ずつ音程を上げていき5セット繰り返します。

④全体を通してのアドバイス(5分)

今回のレッスンの練習で気を付けることや次回のレッスンまでに自主練しておくことをアドバイスしてもらいます。

オンラインボイトレの費用

初期費

オンラインボイトレの初期費

iPad Pro 11インチ 第4世代110,000円
タブレット固定スタンド1,800円
有線イヤホン12,000円
USB-C・イヤホンジャック変換ケーブル1,500円
(iPad Proにイヤホンジャックがないため)
合計125,500円

月額費用

オンラインボイトレの月額費用

レッスン料(月2回)10,000円
カラオケ代(週1回)1,700円×4回=6,800円
合計16,800円

オンラインボイトレにかかる費用は、次の記事で解説しています。

オンラインボイトレに通った感想

43歳になり、新しいことを覚えづらくなってきたので、ボイトレしても歌唱力が向上するか心配でした。

実際に通ってみると発声できる高音域が広がったり、力まずに歌えるようになったり驚くほどの効果がありました。

オンラインのレッスンだったので通信の遅延の関係で講師が伴奏できないため、少しレッスンの難易度は上がってしまいました。

ボイトレ教室に通えるのであればオンラインよりも教室を選択したほうがよいと思います。

これからもボイトレを継続し、ミックスボイス習得に向けてレッスンを受けていこうと思います。

おすすめのボイトレ教室は、次の記事で解説しています。