ボイトレ教室に通うか迷っている人の中でボイトレ教室のイメージが掴めなくて不安に思っている方は多いと思います。
私もボイトレ教室の中のイメージが分からず、入会申込みをするのにとても勇気が必要でした。
ここでは、そんな不安を解消するため、私が経験したボイトレ教室の中について紹介していきます。
ボイトレ教室に通っている人
ボイトレ教室に通っている人の性別、年齢、目的の統計は、次のとおりです。



出典:シアー
この統計から次のようなことが分かります。
- 幅広い年齢層の人がボイトレ教室に通っている
- 特に20代から40代が多い
私は、25歳の時に1年間ボイトレ教室に通った経験があり、43歳でオンラインボイトレに通い始めました。
当然25歳の頃の方が成長は早かったです。
もちろん43歳でも継続してレッスンに通い、自主練することで十分に成長できました。
ボイトレに通い始めるのが早ければ早いほど、人生でカラオケを楽しめる時間が多くなりますので早めにボイトレ教室に通って気持ち良く歌えるようになることをオススメします。
ボイトレに通う目的

ボイトレに通う目的は、歌に自信のない次のような方が多いです。
- 高い声で歌えるようになりたい
- 音痴を克服したい
- きれいな響く声で歌いたい
現在の歌唱力が上級者でさらに上手くなりたいというよりは、今抱えているコンプレックスを解消したくてボイトレに通い始める人が多いです。
私も、最初にボイトレ教室に通った目的は、自分のコンプレックスだった音痴の克服と音域が狭いことの解消でした。
レッスンの流れ
私の通ったボイトレ教室は、次の流れでレッスンを行っていました。
① 発声準備(10分)
1人でレッスン教室(個室)に入ります。
個室は、6畳ほどの広さで電子ピアノ、ミニコンポ、ホワイトボード、鏡などがあります。
ミニコンポの再生ボタンを押して、準備発声のお手本の音声を流します。
このお手本に合わせて同じように発声します。
レッスン前の一人での練習です。
② 発声練習(35分)
講師がレッスン教室に入って来てレッスン開始です。
講師が生徒の発声を聞いて、生徒の声帯の状態、喉の状態を判別し、悪い点を改善するための様々な練習を行います。
基本的に講師がお手本を見せ、その後で生徒が発声する流れとなります。
実際の発声練習は次のようなことをしていました。
「ド レ ミ ファ ソ ファ ミ レ ド」 の音程で
「あー あーあーあーあーあーあーあーあー」と発声します。
最初に講師がお手本を聞かせてくれます。その後、生徒が講師の伴奏に合わせて発声します。
半音ずつ音程を上げていき、発声できる上限まで来たら音程を半音ずつ下げていきます。
正確な音程がとれやすくなるほか、発声や呼吸などボイトレの基礎となります。
腹式呼吸でスーッ スーッ スーッ スーッ スーッ と短く連続で発声します。
当時は、この練習に意味があるのかと思っていましたが、腹式呼吸の感覚を掴むのにとても良い練習でした。
上記は、レッスンのほんの一例です。
この他にも生徒の要望に合わせて様々な練習を行いました。
③ 課題曲の練習(15分)
生徒が課題曲を歌い講師がそれを聞いて、次のようなことを指摘してもらいます。
- 抑揚のつけ方
- 息継ぎのタイミング
- 音程の誤り
- 上手く聞こえるように歌う方法
発声練習は、歌唱テクニックに関する練習、課題曲の練習は、歌い方の練習といった感じです。
課題曲は大体レッスン4回ごとに変更していました。
④ 次のレッスンの日程決め
最後に次のレッスンの日程を予約して終了します。
※ボイトレ教室によってレッスンの進め方は、異なります。
費用

レッスン費用は、ボイトレ教室によって異なりますが、大体次のような金額が相場となります。
入会金 | 0円から10,000円程度 |
月額 | 月2回 13,000円前後(入会後7か月目以降の方にオススメ) 月3回 18,000円前後(入会から6か月目までの方にオススメ) |
他の生徒との交流
ボイトレ教室は、個人レッスンであるため、他の生徒との交流はありませんでした。
私がレッスンを受けて個室から入退室した時、私のレッスンの前後にレッスンを受ける生徒とすれ違う程度でした。
ですので他の生徒の年齢や性別などは気にする必要はありません。
まとめ
ボイトレ教室に通う前は、本当に効果が出るのか、初心者が行ってもよいのかなど不安が先に来てしまいます。
ですが、ボイトレ教室に通って歌唱力が向上し、気持ちよく歌えるようになるとカラオケがとても楽しくなります。
このブログを読んで、ボイトレの効果や練習方法についてよく理解していただき、是非ボイトレを始めてみてください。